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終活アドバイザーが考える「終活とは」

終活と聞いて…どのようなイメージをお持ちになりますか?
終活という「音」のイメージから、「人生の終わりの活動」と考える方がほとんどではないでしょうか? 少し前までは私もそうでした。そのためなのか「終活」に関心は高まるものの、実際には「まだ先の話」と考えたり、「なにから手をつけていいのか?」戸惑って「後回し」にする人が多いのが現状です。「終活」を知れば知るほど、現役世代…気になったら、なるべく早めにスタートさせるといい…と分かってきました。「終活」は、高齢者がする活動!ということでもないのです。専門家の中でも「終活」の捉え方が少しずつ変化してきました。

「終活」の目的は2つ

●人生の最後を意識しつつも、これからの人生を自分らしく生きるために準備をすること
●死後に備えること

大きくこの2つの意味を持ちます。

「あれ?やはり“お年寄り”がするものなのでは?」と…思われてしまいます。このコラムを読み進めていただければ「現役世代にも重要」だということがご理解いただけるのではないでしょうか?

終活が人びとの関心を集めるようになったのは?

超少子高齢化」が影響していると言えます。日本は世界的にみても高齢者(WHOでは65歳以上)の割合は、平成29年は27.7%を超え(内閣府「平成30年版高齢社会白書」)、3.6人に1人が高齢者という超(超)高齢化社会です。1970年には高齢者は全体の7%だった…といえばこの半世紀でどれほど「少子高齢化」が加速したのか分かります。

終活に関心が集まるのはまとめると要因は5つ

1.少子高齢化による支え手が減少

「少子高齢化」で、社会保険制度が成り立たなくなる…という心配も出てきました。1965年は10人で1人の高齢者を支えられていましたが、2014年には2.4人、2050年には1.3人で支えることになる…と予想されています。ほぼ1人で1人の高齢者を支える日が来ない、ともいえなくなっています。(高齢者自身の金銭的な負担が増えていく=備えが必要と考える)

2.おひとり高齢者の増加

家長を中心に、家族親族が同じエリアに住む時代は、もう過去のこと。家や家族に縛られることなく、住む場所も、結婚しないことも、子供を持たないことも自由に自身が決められるようになりました。子どもがいたとしても、独立して別に住む…などの要因から、高齢者が一人暮らしとなるケースが増えています。(一人暮らしで医療や介護が必要になった、誰にフォローしてもらうのか?自分の亡くなった後の手続きは?などの備えが必要)

3.認知症の高齢者が増加

厚生労働省の研究班の推計から、日本の認知症高齢者の数は、2025年には高齢者の5人に1人、700万人前後にまで増えると予想されています。(自身が認知症にかかった場合に備えておく)

4.お葬式やお墓の多様化

少子高齢化が進むとともに、お葬式やお墓に対する考えも変化してきました。人びとの考えの変化に合わせてお葬式のかたちも、供養やお墓の種類も多様化しています。(亡くなった後のことは「誰か」に託すことになる。情報や希望を伝えるために書いておく必要がある)

5.相続などで家族間トラブルを避ける

自分自身の苦い経験から、自身の相続で遺族が揉めないように…と考えるようです。(遺言などの準備が必要

多岐に渡る…「終活」は何からはじめるのがいいのか?

終活アドバイザーとしては、まず「自分を見える化」しましょう、と伝えたいのです。私も含めて(汗)意外と自分のことを把握できていないものです。
現状を把握することで、ゴールまでの道順が理解できます。「今の自分を具体化」することから「終活」がはじまります
自分の「終活」には何が必要で、何をどうすればいいのか?も具体的に見えてきます。

人生100年時代を「自分らしく生きるための準備」は、「自分を見える化」することなのです。この「自分を見える化」することは、高齢者や現役世代など関係ないことです。この作業は、記憶の新しいうちにはじめる方がいい。記憶は年々薄らいでいきますし、頼りになりません。年齢を重ねるごとに気力の衰えも否めません。それに「後回し」にすると、いろいろ面倒になることも発生します。多くの“面倒なこと”の「後回し」には、メリットはありません。それに“寿命”だけのことではなく、ケガや病気をしたら…などを考えますと、やはり年齢は関係ありませんね。

ではどうしたら「見えるよう」になるのか?
それは、「エンディングノート」(名称に抵抗感はぬぐえませんが)を記入していくこと。

「基本情報」、「お金」、「人間関係」、「所有物」が「エンディングノート」に記入することによって、「今の自分自身」が具体化するのです。
「エンディングノート」は、「終活」をすすめるに必要な事項が「ワンパッケージ」された便利な「ノート」と言えます。自分の情報を「エンディングノート」を書き進めた結果、「終活」に繋がって行くのです。いざという時にも役に立つと考えられますので、幅広い世代におすすめいたします。

次回は、敬遠されがちな「エンディングノート」を書く、というハードルをぐっと下げましょう!というテーマでお伝えします。


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