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お葬式からお墓へ納骨するまでの間、家族がするべきこと。

お葬式からお墓へ納骨するまでの間、家族がするべきこと。

大切な家族との別れ。
いつかは必ず訪れると分かっていながら、向き合う準備ができている人はどれ程いるでしょうか。
お葬式が終わった後、集まってくれた親戚達も仕事やそれぞれの日常へと戻っていき、遺された家族は、ふと漠然とした気持ちに襲われるでしょう。

お墓へのご遺骨の埋葬は、遺された家族が悲しみを和らげていく機会となります。
この埋葬を終えることで、ようやく気持ちに一段落つけることができるのです。
故人が亡くなってからしばらくは、年金や保険等の手続き関係ばかりに気をとられがちですが、お墓の準備を後回しにしていると、いつまで経っても悲しみを引きずってしまうことになります。
お墓への供養は、故人はもちろん遺された家族のためでもありますので、余裕をもって準備を始めましょう。

目次
▶ まず自宅で遺骨をどう安置したらよいか
▶ 納骨・埋葬をするタイミング
▶ お墓づくりは何からはじめればいいの?

まず自宅で遺骨をどう安置したらよいか

お葬式を終えた後、室内に「後飾り」と呼ばれる祭壇を一時的に設けて、遺影と共に安置するのが一般的です。
蝋燭に火を点し、お線香をあげてください。
お花や、故人の好きなものをお供えしてもよいでしょう。
「後飾り」は、葬儀社が用意してくれる場合がほとんどですが、ご自身で用意する場合は、折りたたみの小机や、丈夫な箱などに白い布をかけて代用するとよいでしょう。

置き場所は、仏壇があればその前に。ない場合は、部屋の北側か西側へ。近年では、マンションやアパートなど仏間のないお宅も多く、リビングや寝室に「後飾り」を設置することもあるようです。
注意が必要なのは、湿気と直射日光。
安置状態によっては骨壺内に結露が発生し、ご遺骨にカビが生えてしまうことも。

水回りの近くや押し入れなどは避けるようにしましょう。
後飾り(ご遺骨)

納骨・埋葬をするタイミング

亡くなった日を一日目として数え、故人が仏様となり来世へ向かうと言われている「四十九日」が忌明けとなります。
四十九日の前に、ご遺骨をお墓へ埋葬するのが一般的となっています。
しかし、お墓づくりにかかる期間は、通常3ヶ月程度かかります。
亡くなってからでは、四十九日までにお墓の準備は間に合いません。

その場合は、一周忌を次の目安として考えるとよいでしょう。
お墓づくりをしている間、長く自宅に骨壺がある事に抵抗がある場合は、お寺や納骨堂などの「一時預り」を利用することもできます。

納骨・埋葬のタイミングについて詳しくはこちら
⇒「納骨はいつするべき?悲しみを乗り越えるために必要なこととは」

お墓づくりは何からはじめればいいの?

墓地選びから墓石づくりまで、お墓のことはすべて「石材店」に相談をするかたちになります。
多くの方は、3ヶ月~6ヶ月程かけて墓地選びから納骨・埋葬までのすべてを終えているようです。
家族と相談しながらお墓づくりを進めましょう。
詳しくはこちらもご覧ください。⇒お墓探しの「いろは」

【お墓づくりの流れ】
(1)石材店に問合せて墓地の資料を取り寄せる
    ↓
(2)気になる墓地を見学する(1~3日程度)
    ↓
(3)気に入った墓地を契約する
    ↓
(3)墓石のデザインを決めて発注する
    ↓
(4)施工期間3ヶ月程度で完成(墓石のデザインにより異なります)
    ↓
(5)納骨・埋葬の手配

墓地選びや墓石のデザイン決めを済ませ、完成を待っている間に納骨法要の準備をしましょう。
法要に呼ぶ親族のリストアップ、お坊さんや会食会場の準備など、お墓の完成時期に合わせて手配をします。

⇒詳しいお墓の購入手順はこちら
⇒墓地選びの心得についてはこちら

⇒墓地選びのご相談・資料請求はこちら
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